楽天モバイルはゴミ回線？電波が悪い理由と快適に使えるか確認方法

この記事では、楽天モバイルが過去にゴミ回線と呼ばれた理由や現在の電波状況、電波が悪いと感じた時の具体的な対処法について、詳しく解説します。

楽天モバイルはデータ無制限プランを月額3,278円という安さが大きな魅力です。

しかし、ネット上には「電波が悪くて繋がらない」「特定の時間帯や場所で極端に遅くてゴミ回線」といった不満の声も多く見られます。

これから楽天モバイルへの乗り換えを検討している人にとって、本当に契約しても大丈夫なのか、大きな不安要素となっているのではないでしょうか。

結論、楽天モバイルの電波状況はサービス開始当初と比較して大幅に改善されており、特に自社回線エリアとパートナー回線(au回線)の両方がカバーされていれば、多くの場所で快適に利用できるようになっています。

ゴミ回線という評価はもはや過去のものとなりつつあります。

最大の弱点であった屋内や地下、ビル内での繋がりにくさも、待望のプラチナバンド(Band28)の提供が2024年6月から始まったことで、今後さらに改善が進む見込みです。

ただし、渋谷駅や新宿駅といった都心の主要ターミナル駅の混雑時や、多くの人がスマホを同時に利用する昼休みの時間帯などでは、依然として速度が低下する課題が残っているのも事実です。

楽天モバイルに乗り換えて後悔しないためには、契約前に利用予定エリアの電波状況を正確に確認しましょう！

具体的には、楽天モバイル公式サイトで公開されている自社回線のサービスエリアマップだけでなく、KDDI公式サイトで公開されている楽天モバイル向けのローミング提供エリアマップも忘れずに確認しましょう。

自宅や職場、通勤・通学経路などが両方のエリアマップでカバーされていて、かつ利用するスマホが楽天モバイルの電波(Band3)とパートナー回線(Band18/26)に対応していれば、楽天モバイルはゴミ回線ではなく快適に使えます。

さらにプラチナバンド(Band28)にも対応している場所ならなお快適に使えるでしょう。

楽天モバイルの電波状況に不安を感じている人は、本記事で解説するエリア確認方法や対処法を参考に、お住まいのエリアが快適に使えるかチェックした上で楽天モバイルに乗り換えてくださいね！

楽天モバイルはゴミ？電波が悪いと言われる理由

まず、楽天モバイルがなぜ一部のユーザーからゴミ回線とまで言われてしまったのかの理由と、現在の電波状況がどのように変化しているのかを詳しく見ていきましょう。

楽天モバイルは第4のキャリアとして鳴り物入りで登場しましたが、サービス開始当初は基地局インフラの整備が追いつかず、電波の繋がりにくさや速度に関する問題が多く指摘されていました。

しかし、基地局の増設やパートナーであるauとのローミング連携強化、自社プラチナバンドの獲得により、状況は着実に改善されています。

過去に楽天モバイルがゴミ回線と呼ばれた理由

楽天モバイルが過去にゴミ回線と酷評された最大の理由は、自社で保有する基地局の数が圧倒的に少なく、さらに割り当てられていた電波が屋内や地下に届きにくい特性を持つ1.7GHz帯(Band3)のみだったためです。

大手3キャリアと異なり、楽天モバイルはサービス開始当初、全国をカバーできるだけの十分な自社基地局を持っていませんでした。

そのため、自社回線が届かないエリアを補うために、パートナー回線としてau回線(Band18/26)を利用していました。

しかし、当時のパートナー回線には月間5GBまでという厳しいデータ容量制限が設けられており、5GBを超過すると通信速度が最大1Mbpsへと大幅に制限されてしまいました。

多くのユーザーは楽天モバイルの「データ無制限」という利点に惹かれて契約したにも関わらず、実際にはパートナー回線エリアですぐに5GBを使い切り、低速通信を強いられる状況に陥りました。

これが「話が違う」「全く繋がらない」「使い物にならないゴミ回線だ」といった厳しい批判が噴出する直接的な原因となったわけですね。

なお、2023年6月開始のRakuten最強プランでパートナー回線(au回線)のデータ容量制限は撤廃され、データ無制限で利用できるようになったことが、現在の繋がりやすさ改善に大きく寄与しています。

過去の5GB制限が「ゴミ回線」のイメージを決定づけたと考えられます。

昼休みは繋がらない？遅いクレームの実態

楽天モバイルに関して現在でも多く聞かれるクレームの一つが、昼休み（12時台）や朝夕の通勤ラッシュ時など、特定の時間帯における通信速度の極端な低下です。

X(旧Twitter)をはじめとするSNSでは、特に利用者が密集する都心のターミナル駅（渋谷、新宿、池袋など）やオフィス街、大規模商業施設などで「昼休みになると全く繋がらない」「Webページを開くのに1分以上かかる」「スマホ決済が使えない」といった具体的な不満の声が多数投稿されています。

これは、楽天モバイルの基地局1局あたりが処理できるデータ通信容量（キャパシティ）に対して、特定の時間帯に利用者が集中しすぎることで回線がパンク状態、つまりひどい渋滞を起こしてしまうために発生します。

楽天モバイルも基地局の増設を進めていますが、ドコモ、au、ソフトバンクといった既存の大手3キャリアと比較すると、まだ基地局数が少なく、特に人口密集地でのキャパシティ不足が顕著です。

そのため、回線混雑時の速度低下は、依然として楽天モバイルが抱える弱点の一つと言えます。

ただし、利用者が少ない地域や時間帯、あるいは混雑の影響を受けにくい場所では、逆に大手キャリアよりも速い通信速度を記録することもあります。

楽天モバイルの通信速度は、利用するエリアや時間帯、周辺環境によって大きく変動する点を理解しておく必要があります。

楽天モバイル公式サイトでも、利用者が集中する時間帯には通信速度の制御を行う場合があると明記されています。

楽天回線エリアなのに遅いのはなぜか

楽天モバイルの公式サイトのエリアマップを確認し、自宅や職場が楽天回線エリア（濃いピンク色で表示されるエリア）内であるにも関わらず、通信速度が遅いと感じるケースがあります。

この主な原因は、主に以下の3つが考えられます。

楽天モバイルがメインで使用している自社回線の電波1.7GHz帯(Band3)は、周波数が比較的高いため、直進性が強く、建物や壁などの障害物に遮られやすい性質を持っています。

そのため、エリアマップ上で楽天回線エリア内と表示されていても、マンションの高層階、鉄筋コンクリート造の建物の奥まった部屋、地下室などでは電波が十分に届かず弱くなります。

さらに重要な点として、もしその場所がパートナー回線(au回線)のエリア外だった場合、障害物に強く回り込みやすいパートナー回線の電波(Band18/26)を掴むことができません。

その結果、弱い楽天モバイルのBand3電波しか受信できない状況になります。

この場合、スマホのアンテナピクト自体は立っていても、データ通信に必要な十分な電波強度や品質が得られず、通信速度が極端に遅くなる、あるいは実質的にインターネットに繋がらない状態に陥ることが多々あります。

この現象は、特に屋内や地下、ビル内などで顕著に見られます。

加えて、エリア内であっても、近隣に多くの楽天モバイルユーザーがいる場合や、昼休み・夜間などの利用が集中する時間帯には、同じ基地局にアクセスが殺到し、回線が混雑して速度が遅くなる傾向が強まります。

アンテナは立っているのに速度が出ない場合、スマホの再起動や機内モードのオンオフで改善することがあります。

電波悪すぎ？室内や屋内で繋がらない問題

楽天モバイルの電波が特に室内や屋内で繋がりにくい、電波が悪すぎると言われてきた根本的な原因は、サービス開始当初、プラチナバンドと呼ばれる周波数帯を保有していなかったことにあります。

ドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアは、700MHz～900MHz帯の低い周波数帯、通称プラチナバンドを保有しています。

プラチナバンドの電波は、周波数が低いほど障害物を回り込みやすく、建物の壁などを透過して屋内にも浸透しやすいという物理的な特性を持っています。

一方で、楽天モバイルはこれまでプラチナバンドの割り当てを受けておらず、主に障害物に弱い1.7GHz帯(Band3)だけで自社回線エリアを構築する必要がありました。

その結果、屋外では問題なく繋がる場所でも、一歩建物の中に入ると急に電波が弱くなったり、地下街や高層ビルのエレベーター内などで圏外になったりするケースが頻発していました。

この屋内での繋がりにくさこそが、「楽天モバイルは電波が悪すぎる」「使い物にならない」という悪評を生んだ最大の要因でした。

しかし、この状況は変わりつつあります。

次項で詳しく解説しますが、楽天モバイルはついにプラチナバンド(Band28)を獲得し、サービス提供を開始しました。

これにより、最大の弱点であった屋内での電波状況は、今後エリア拡大とともに大きく改善されていくことが期待されます。

今日繋がらないのは通信障害が原因？

普段は問題なく楽天モバイルを使えているのに、今日に限って急に繋がらなくなった、圏外になったという場合は、楽天モバイル側で通信障害が発生している可能性を疑いましょう。

大規模な自然災害発生時や、設備のメンテナンス作業、予期せぬシステムトラブルなどにより、一時的に通信サービスが利用できなくなることがあります。

通信障害の発生状況や復旧見込みに関する情報は、楽天モバイル公式サイトの「障害情報のお知らせ」ページでリアルタイムに確認できます。

まずはこちらのページにアクセスし、自身が利用している地域で障害が発生していないかを確認してください。

公式サイトに情報が掲載されていない場合でも、ごく小規模な障害や特定の地域限定の不具合である可能性も考えられます。

そのような場合は、X(旧Twitter)などのSNSで「楽天モバイル 繋がらない」や「楽天モバイル 通信障害」といったキーワードで検索してみるのが有効です。

もし他のユーザーからも同様の状況を報告する投稿が多数見つかれば、まだ公式発表されていない障害が発生している可能性が高いと判断できます。

残念ながら、通信障害が原因で繋がらない場合は、ユーザー側でできる対処法はありません。

公式サイトやSNSでの復旧に関するアナウンスを待つしかありません。

障害発生時はWi-Fi環境を探すか、デュアルSIMで他社回線を利用するのが現実的な対応策です。

電波の改善方法は？プラチナバンドの効果

楽天モバイルの電波状況を改善する上で、現状の繋がりやすさを支えているのは、これまでの基地局の増設とパートナー回線(au回線)のデータ無制限化です。

それに加えて、楽天モバイルの長年の課題であった屋内での繋がりやすさや、今後のさらなるエリア改善の鍵として期待されているのが、2024年6月から順次提供が開始されたプラチナバンド700MHz帯(Band28)です。

プラチナバンドは、その名の通り非常に価値の高い周波数帯で、以下のような優れた特性を持っています。

これまで楽天モバイルがメインで使ってきた1.7GHz帯(Band3)は、高速通信には向いているものの、障害物に弱く屋内に届きにくいという弱点がありました。

プラチナバンド(Band28)は、この弱点を補完する役割を果たします。

プラチナバンドの基地局が増え、提供エリアが拡大していくことで、これまで楽天モバイルが苦手としていた場所、例えば自宅の奥の部屋、職場のビル内、地下鉄の駅やトンネル内、郊外や山間部などでの電波状況がさらに向上する見込みです。

すでに東京都内など一部のエリアからプラチナバンドのサービス提供が始まっており、SNS上では「今まで圏外だった場所でアンテナが立つようになった」「屋内での通話が安定した」といった改善を実感する声も出始めています。

楽天モバイルの電波改善は着実に進んでおり、プラチナバンドの本格展開によって、過去の「繋がらない」「電波が悪い」というイメージは今後さらに払拭されていくでしょう。

プラチナバンドを利用するには、スマホ自身がBand28に対応している必要があります。比較的新しい機種ならほぼ対応していますが、古い機種や海外製スマホの場合は確認が必要です。

楽天モバイルがゴミと感じた時の電波対策

次に、実際に楽天モバイルを利用していて「電波が悪い」「繋がらない」「やっぱりゴミかも…」と感じてしまった場合に、試すことができる具体的な対策について解説します。

電波状況は様々な要因で変化するため、諦める前にいくつかの対処法を試してみる価値はあります。

スマホの設定を見直したり、無料で利用できる電波増幅器を導入したりすることで、状況が改善する可能性もあります。

それでも満足できない場合は、最終手段として、より電波の安定性が期待できる他のキャリアへの乗り換えも視野に入れましょう。

電波あるのに繋がらない・遅い時の対策

スマホの画面上部にはアンテナマーク（ピクトグラム）が表示され、電波をしっかり掴んでいるように見えるにも関わらず、インターネットに繋がらなかったり、通信速度が極端に遅かったりする場合があります。

このような場合にまず試すべき最も簡単で効果的な対策は、スマホ本体の再起動と、機内モードのオンオフです。

スマホは長時間起動し続けていると、内部的にエラーが発生したり、一時的に電波の掴み方が不安定になったりすることがあります。

スマホを再起動するか、一度機内モードをオンにしてから再度オフにすることで、通信に関する設定や接続状態がリセットされ、正常な状態に戻ることがよくあります。

また、物理的なSIMカードを使用している場合は、SIMカードの接触不良が原因である可能性も考えられます。

スマホの電源を切り、SIMピンを使ってSIMトレイを取り出し、SIMカードの金色の端子部分にホコリなどが付着していないか確認してください。

もし汚れていれば、乾いた柔らかい布で優しく拭き取り、SIMカードを正しい向きでトレイに戻し、スマホに挿入し直してから電源を入れてみましょう。

SIMカードの金属端子部分には、皮脂などが付着しやすいため、直接手で触れないように注意しましょう。

さらに、スマホのOS（iOSやAndroid）や、キャリア設定（通信事業者固有の設定ファイル）が古いバージョンのままだと、通信が不安定になることがあります。

設定メニューからソフトウェア・アップデートの有無を確認し、もし新しいバージョンが提供されていれば、Wi-Fi環境下でアップデートを実行することも、通信状況の改善に繋がる場合があります。

屋内対策にRakuten Casaは有効か

結論として、自宅や小規模なオフィスなど、特定の場所での楽天モバイルの電波状況が悪い場合、屋内専用の小型基地局であるRakuten Casaの設置は非常に有効な対策となり得ます。

Rakuten Casaは、楽天モバイルが対象ユーザーに無料でレンタル提供しているフェムトセルと呼ばれる装置です。

自宅に引き込んでいる光回線などのブロードバンド回線にRakuten Casaを接続するだけで、その機器周辺に楽天モバイルの電波（4G LTE）を発信する小さな基地局を構築できます。

これまで自宅が圏外だったり、電波が弱くて通話や通信が不安定だったりした場合でも、Rakuten Casaを設置することで、自宅内が強力な楽天回線エリアとなり、安定した高速通信やクリアな音声通話が可能になります。

ただし、Rakuten Casaを利用するためには、いくつかの条件があります。

まず、楽天モバイル回線を契約していること。

そして、楽天モバイルが指定する対象の光回線サービス（例：楽天ひかり、フレッツ光など）を契約し、利用している必要があります。

対象の光回線を契約していて、自宅やオフィスの電波状況に悩んでいる方は、後述する方法でRakuten Casaの申し込みを検討してみる価値は十分にあります。

レンタル料や月額利用料は無料なので、導入のハードルは低いと言えるでしょう。

無料の電波増幅器を申請する方法

結論、屋内専用の小型基地局であるRakuten Casaは、my 楽天モバイルのアプリまたはWebサイトから無料で申し込むことができます。

申し込みにあたっては、楽天モバイル回線の契約者情報に加えて、設置場所で利用している対象の光回線サービスの情報が必要となります。

具体的な申し込み手順は以下の通りです。

申し込みが完了すると、楽天モバイルの方で「本当にRakuten Casaが必要か」「設置できる環境か」などをチェックします。

審査に通れば、だいたい数週間くらいでRakuten Casaの機械が送られてきます。

機器が届いたら、一緒に入っている説明書を見ながら、自宅のルーターに繋いで簡単な設定をすれば、家の中に楽天モバイルの電波が飛び始めます。

自宅やオフィスの電波が悪くて本当に困っているなら、無料で利用できるRakuten Casaの導入は、電波状況を劇的に改善できる可能性があるため、積極的に検討してみることをおすすめします。

参考：Rakuten Casaの詳細・対象光回線はこちら

電波が悪いため解約したい時のおすすめ

様々な対策を試しても楽天モバイルの電波状況にどうしても満足できず、日常的な利用にストレスを感じる場合は、無理に使い続けるよりも、解約して通信品質がより安定している他のキャリアへ乗り換えることを検討しましょう。

結論として、楽天モバイルからの乗り換え先として特におすすめなのは、ソフトバンク回線を利用するワイモバイルと、ドコモ回線を利用するahamoです。

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドであり、ソフトバンク本体と同等の高品質で安定した通信回線を、より手頃な月額料金で利用できるのが最大の魅力です。

全国に実店舗（ワイモバイルショップやソフトバンクショップの一部）があるため、オンラインでの手続きが不安な方でも対面サポートを受けやすい点もメリットですね。

ワイモバイル シンプル3プラン料金

ahamoはドコモが提供するオンライン専用プランで、月額2,970円で30GBの大容量データ通信と、1回5分以内の国内通話かけ放題がセットになっています。

ドコモの広範で安定した通信ネットワークを利用できるため、楽天モバイルで繋がりにくさを感じていた場所でも快適に利用できる可能性が高いです。

ahamo 料金プラン

楽天モバイルと比較すると、ワイモバイルもahamoも月額料金は高くなる可能性があります。

しかし、日常的にスマホを使う上で電波の安定性や繋がりやすさを最優先事項と考えるならば、これらのキャリアへの乗り換えは十分に検討する価値があるでしょう。

楽天モバイルの電波に起因するストレスから解放され、快適なスマホライフを送りたい人は、ワイモバイルやahamoへの乗り換えを真剣に検討してください。

楽天モバイルはゴミ？エリア確認が重要

結論として、楽天モバイルがあなたにとってゴミ回線になってしまうか、それともコスパ最強のキャリアになるかの最大の分かれ目は、契約前に『楽天回線エリア』と『パートナー回線エリア』の両方を正しく確認できるかにかかっています。

多くの人が楽天モバイル公式サイトで提供されているサービスエリアマップだけを見て、「エリア内だから大丈夫だろう」と判断してしまいがちです。

しかし、楽天モバイルのマップで「楽天回線エリア」と表示されていても、それがプラチナバンド(Band28)を含んでいるか、それとも従来のBand3のみなのかは判別できません。

Band3のみのエリアの場合、屋外は問題なくても屋内では繋がりにくくなる可能性があります。

そこで、後悔しないために必ず実行してほしいのが、以下の2段階のエリア確認です。

この2つのマップの両方でエリア内になっていれば、もし楽天モバイル自身の電波が弱くても、auの繋がりやすいプラチナバンド(Band18/26)が助けてくれるので、屋内を含めて安定して通信できる可能性が非常に高くなります。これこそ、現在の楽天モバイルを快適に使うための重要なポイントです。

加えて、現在利用している、またはこれから利用しようとしているスマホが、楽天モバイルが使用する主要な周波数帯に対応しているかも確認しましょう。

最低限、楽天自社回線(Band3)とパートナー回線(Band18/26)に対応しているかチェック！楽天のプラチナバンド(Band28)にも対応していれば、さらに安心です。

iPhoneであれば比較的新しいモデル（iPhone XR以降など）はほぼ対応しています。

楽天モバイルで販売されているAndroidスマホももちろん対応済みです。

ただし、他社で購入したAndroidスマホやSIMフリースマホ、特に数年前のモデルや海外モデルを利用する場合は、メーカー公式サイトなどで対応バンド（周波数帯）を必ず確認してくださいね。

これから楽天モバイルの契約を考えている人は、上記の2つのエリアマップ確認と、スマホの対応周波数確認を必ず実施してから申し込むようにしましょう。

楽天モバイルがゴミ回線かどうかの総括

今回は、楽天モバイルがゴミ回線と呼ばれる理由や、現在の電波状況、そして電波が悪いと感じた時の具体的な対策について詳しく解説しました。

結論、楽天モバイルは自社回線エリアとパートナー回線(au回線)の両方がエリア内であれば、多くの場合で快適に利用可能です。プラチナバンド(Band28)の提供開始で、今後のさらなる改善も期待できます。

過去の楽天モバイルのゴミという評判は、現在は無視してOKです。

楽天モバイルの電波に不安を感じていた人も、本記事で紹介した2段階のエリア確認とスマホの対応周波数を確認し、問題がないようであれば、月額3,278円でデータ通信が無制限に使えるという楽天モバイルならではの大きなメリットを享受できる可能性が高いです。

特に最新のiPhone16eであれば、楽天モバイルへの乗り換えと「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用した2年返却を組み合わせることで、実質24円(月々1円)という驚異的な投げ売り価格で購入できます。

現在使っているスマホの対応周波数が不安な方や、ちょうど新しいスマホへの買い替えを検討している方は、この機会に楽天モバイルでお得にiPhone16eを手に入れてみてはいかがでしょうか。