ドコモのリユース品はバッテリー大丈夫？80%以上の基準や評判を解説

この記事では、ドコモが販売する認定リユース品のバッテリー品質の実態や、ユーザーからの評判について詳しく解説します。

ドコモの厳しい検査基準をクリアしたリユース品とはいえ、中古端末である以上、バッテリーの持ちが悪くないか、すぐに使えなくならないかと不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

結論、ドコモ認定リユース品はバッテリー容量80%以上が確約されているため、購入直後からバッテリー切れを心配する必要はありません。

信頼できるドコモが品質を担保しており、万が一の初期不良には30日間の無償交換保証も付いているため、安心して利用を開始できます。

ただし、バッテリー残量が80%台前半の端末が届く可能性もあり、2年、3年と長く使うなら将来的なバッテリー交換費用も考慮しなければなりません。

もし、新品同様のバッテリー持ちや長期利用を最優先するなら、ソフトバンクや楽天モバイルへ乗り換えて、キャンペーンを利用し新品のiPhoneをリユース品以下の実質価格で手に入れる方法も検討してくださいね。

ドコモのリユース品購入を検討している方は、本記事の解説を参考に、納得のいくスマートフォン選びをしてください！

ドコモのリユース品のバッテリー品質と評判｜80%以上を保証！

ここでは、ドコモが販売する認定リユース品の品質基準や、実際に購入したユーザーの評判について解説します。

ドコモ認定リユース品（docomo Certified）は、ドコモが定める厳しい検査基準をクリアした高品質な中古スマートフォンであり、バッテリー容量も一定水準以上が保証されています。

認定リユース品を買ってみた人の評判

ドコモ認定リユース品を実際に購入した人の評判を確認すると、全体的に外装品質の高さに満足している声が多く見られます。

特に外装の綺麗さに関しては、最も安価なランクBを選んでも目立つ傷が少なく、新品に近い状態だったという驚きの声も少なくありません。

一方で、バッテリーの状態に関しては個体差があるため、評価が大きく分かれる傾向にあります。

運良くバッテリー最大容量が100%に近い端末が届いたユーザーからは喜びの声が上がっていますが、基準ギリギリの80%台前半の端末が届いたユーザーからは、減りが早いという不満の声も聞かれます。

リユース品である以上、バッテリーの状態は事前に選べない運の要素（バッテリーガチャ）があることは理解しておく必要があります。

とはいえ、フリマアプリなどで個人の出品者から素性の知れない中古品を買うリスク（赤ロム化や内部故障）と比較すれば、ドコモの検査済みという安心感は大きなメリットです。

認定リユース品のバッテリー残量の基準

ドコモ認定リユース品のバッテリー残量は、電池持ち機能の最大容量が80%以上であることを基本としています。

最大容量が80%以上あれば、日常的な使用においてすぐに充電が必要になるような致命的な劣化はなく、購入してすぐに使えないといったトラブルは避けられます。

しかし、Appleなどのメーカーはバッテリー容量が80%を下回ると交換時期の目安としているため、80%台前半の端末は、新品に比べて交換時期が早く訪れる可能性が高いでしょう。

購入直後は問題なく使えても、1年から2年使い続ける中でバッテリーの減りが気になり始め、モバイルバッテリーが手放せなくなるかもしれません。

長期的な利用を考えている場合は、本体価格だけでなく、将来的にバッテリー交換が必要になるコストも視野に入れて総額で判断してください。

認定リユース品のデメリットと付属品

ドコモ認定リユース品を購入する前に知っておくべきデメリットとして、付属品が少ない点が挙げられます。

基本的に同梱されているのはSIM取り出し用ピンのみで、ACアダプタや充電ケーブル、イヤホンなどは一切付属しません。

これまで使っていた充電器が流用できない場合や、iPhone15以降のようなUSB-Cなど新しい規格のケーブルが必要な場合は、自分で別途用意する必要があります。

また、最新機種の取り扱いは少なく、数世代前のモデルが中心となるため、最新の3Dゲームを最高画質で楽しみたいといったニーズには応えられない場合があります。

最新機種を安く手に入れたいなら、楽天モバイルに乗り換えてiPhone16eを実質24円で手に入れるなど、キャンペーンを活用して新品を購入する方が満足度は高くなるでしょう。

ランクの違いとiPhoneの在庫状況

ドコモ認定リユース品は、端末の外装状態に応じてランクA+、ランクA、ランクBの3段階に分けられています。

重要なのは、このランク分けはあくまで外装の傷や汚れに関する基準であり、バッテリーの劣化具合とは無関係であるという点です。

ドコモ認定リユース品のランク定義

ランク	状態の目安
ランクA+	目立つ傷や汚れがなく、非常にきれいな状態
ランクA	目立つ傷や汚れが少なく、きれいな状態
ランクB	細かな傷や汚れがあり使用感があるが、基本性能には問題ない

最も高価なランクA+を選んでもバッテリー容量が80%台の場合もあれば、安価なランクBでも90%以上残っている場合もあり、バッテリーに関しては完全にランダムです。

在庫状況については非常に流動的で、特に人気のiPhoneシリーズは入荷してもすぐに売り切れてしまうことが多々あります。

ドコモ認定中古品一覧ページをこまめにチェックし、希望の機種とランクの在庫があれば、迷わず早めに購入手続きを進めましょう。

リユース品に使えるクーポンはあるか

ドコモ認定リユース品の購入時に使える専用の割引クーポンは、基本的には配布されていません。

しかし、他社からの乗り換えや新規契約の場合に適用される「5G WELCOME割」などのキャンペーン割引は、リユース品も対象になる場合があります。

対象機種であれば、通常価格から最大数万円の割引が適用されるため、専用クーポンがなくても十分にお得に購入可能です。

ドコモオンラインショップなら事務手数料3,850円も無料になるため、店舗で買うよりも初期費用を大幅に抑えられます。

ドコモのリユース品はバッテリー補償があるか｜故障時の対応

続いて、ドコモのリユース品を購入した後のバッテリー補償や、万が一の故障時の対応について解説します。

リユース品には30日間の初期不良保証が付いていますが、バッテリーの消耗は原則として保証対象外となるケースが一般的です。

店舗や店頭販売での取り扱いはあるか

ドコモ認定リユース品は、一部のドコモショップ店頭でも取り扱いがありますが、在庫状況は店舗によって大きく異なります。

すべての店舗で販売しているわけではなく、わざわざ足を運んでも希望の機種やカラーが店頭にあるとは限りません。

また、店頭で購入する場合は事務手数料3,850円がかかる場合が多く、オンラインショップ限定の割引キャンペーンが適用されないこともあります。

基本的には、在庫が豊富で24時間いつでも注文でき、事務手数料もかからないドコモオンラインショップでの購入がおすすめです。

ドコモのケータイ補償サービスへの加入

ドコモ認定リユース品を購入した場合でも、購入日を含めて14日以内であれば「ケータイ補償サービス」または「smartあんしん補償」に加入できます。

月額料金は機種によって異なりますが、月額550円程度から加入でき、万が一のトラブルに備えることが可能です。

中古品だからといって補償に入れないということはなく、新品購入時と同様の安心感を得られるのはドコモ認定品ならではの大きなメリットですね。

加入期限の14日を過ぎると加入できなくなるため、補償が必要な方は購入と同時に申し込むか、端末到着後すぐに手続きを行いましょう。

Docomo Certifiedのケータイ補償

Docomo Certifiedで購入した端末で加入できるケータイ補償サービスは、水濡れや紛失、全損などのトラブル時に、リフレッシュ品と交換してもらえるサービスです。

ただし、バッテリーの自然消耗による劣化は、補償による端末交換の対象外となることが一般的です。

バッテリーの持ちが悪くなったという理由だけで補償を使って交換することは難しく、あくまで故障や破損時の備えと考えておく必要があります。

もしバッテリー劣化も含めて万全の保証を求めるなら、ソフトバンクへ乗り換えて新品のiPhoneを購入し、2年ごとに新しい機種に変更する「新トクするサポート」を利用する使い方も検討してみてください。

バッテリー交換費用や修理代金の目安

ドコモ認定リユース品のバッテリーが劣化し、交換が必要になった場合の費用は自己負担となります。

iPhoneの場合、Apple正規サービスプロバイダやドコモのiPhone修理取次店舗での交換となり、機種にもよりますが15,000円前後の費用がかかります。

iPhoneのバッテリー交換費用目安

機種	交換費用目安
iPhone 15シリーズ	約15,800円
iPhone 14シリーズ	約15,800円
iPhone 13シリーズ	約14,500円
iPhone SE (第3世代)	約11,200円

Androidスマートフォンの場合も、メーカー修理扱いとなり同程度の費用が発生します。

リユース品を安く購入しても、すぐにバッテリー交換が必要になれば総額では新品購入と変わらない、あるいは高くなってしまう可能性もあります。

購入価格と将来的なバッテリー交換費用を合計してもメリットがあるかどうか、購入前に一度シミュレーションしてみるといいでしょう。

まとめ｜ドコモのリユース品はバッテリーも安心できる

今回は、ドコモのリユース品のバッテリー品質や評判、補償内容について解説しました。

結論、ドコモ認定リユース品は、バッテリー容量80%以上が保証され、ドコモの厳しい検査をクリアしているため、購入直後からバッテリーの心配をする必要はありません。

ドコモ認定リユース品は、価格を抑えつつ一定の品質が担保されたスマホが欲しい人にとって、非常に有力な選択肢です。

一方で、バッテリーの状態に当たり外れがある点や、付属品がない点は理解しておく必要があります。

もし、バッテリーの心配を一切せずに最新のiPhoneを使いたいなら、楽天モバイルに乗り換えてiPhone16eを実質24円で手に入れるなど、新品をお得に購入する方法も検討してみてください。

それぞれのメリットとデメリットを比較し、あなたにとって最適なスマートフォンを選んでください！